善徳女王 53話#1 戻れない橋

『陛下 怖れながら申し上げます 伽耶の民は…』
『伽耶の民?!』

※伽耶:6世紀半ばに滅亡 朝鮮半島南部にあった国

『この世のどこに伽耶の民がいる?!!!

すべて神国の民であり この私の民だ』

※神国:新羅(シルラ)の別称

『陛下…』

『毗曇(ピダム)!』

連行される月夜(ウォルヤ)を遮る兵士

『待て!司量部令(サリャンブリョン)の執務室へ』

『司量部令(サリャンブリョン)が直接?』

※司量部令(サリャンブリョン):司量部(サリャンブ)の長

『そうだ』

『連れて行け』
『ご案内します 下将軍(ハジャングン)』

月夜(ウォルヤ)は 必死に動揺を隠す

案内の兵士は復耶会の部下だった

(どうします?)

それは連行される前の密談の時のこと

「逃げてください」

「逃げれば復耶会を認めることに」
「ですがこのままでは危険です」
「万一のために準備を」
「はい」

(ご決断を!)

(脱出する)
(手配いたします)

キム・ユシンのひと言に激怒した善徳(ソンドク)女王は 毗曇(ピダム)に…

『調査の結果は?』

『復耶会の綱領が見つかり 月夜(ウォルヤ)が長だと判明しました
今 各界に潜む密偵を割り出しています
陛下 司量部令(サリャンブリョン)毗曇(ピダム)が進言いたします
月夜(ウォルヤ)が長である以上 ユシンとの関係も調べねば
上将軍(サンジャングン)ユシンの取り調べをご許可ください!』

※上将軍(サンジャングン):大将軍(テジャングン)の下の武官

キム・ユシンは 善徳(ソンドク)女王を見上げた

怒りを鎮めることができないまま 善徳(ソンドク)女王は涙を浮かべている
そんな2人と 冷酷なまでの毗曇(ピダム)を見つめる閼川(アルチョン)だった

復耶会の一味が 雪地(ソルチ)のもとへも現れていた

縛られたままの雪地(ソルチ)に短刀を渡す

『下将軍(ハジャングン)も捕らわれた?』

『はい 脱出されます 今から月夜(ウォルヤ)公を外へお連れします』

月夜(ウォルヤ)を連れ出した復耶会の部下は 最後の見張りに止められる

『どこへ行く』

『司量部令(サリャンブリョン)の執務室だ』

やっとのことで抜け出したところへ ヨムジョンが…!

『どこへ連れて行く』

『司量部令(サリャンブリョン)の執務室にお連れします』
『執務室?司量部令(サリャンブリョン)の指示か?』
『はい 今すぐお連れしろと』
『そうか 今すぐ? 分かった 早く行け』

動こうとしたその時!

ヨムジョンの剣が兵士ののど元へ

『指令部令(サリャンブリョン)は陛下の所だ お前も復耶会だな!』

一瞬の隙を突いて 月夜(ウォルヤ)がヨムジョンを蹴り倒す!

『捕らえろ!!! 早く来い! 追うのだーーーっ!!!』

同時に雪地(ソルチ)もまた脱出し 月夜(ウォルヤ)の後を追う

『下将軍(ハジャングン)!』

『早く来い!』

キム・ユシンの取り調べをと詰め寄る毗曇(ピダム)のもとへ

血相を変えたヨムジョンが…!

『司量部令(サリャンブリョン)!
下将軍(ハジャングン)月夜(ウォルヤ)と
隊大監(テデガム)雪地(ソルチ)が脱走しました!』
『脱走だと?司量部(サリャンブ)からか?』

※司量部(サリャンブ):王室のすべての部署を監察する部署

『司量部(サリャンブ)の中にも復耶会の密偵が!』

善徳(ソンドク)女王の方へ視線を向ける毗曇(ピダム)

もう考えている余裕はなかった 善徳(ソンドク)女王は言い放つ

『上将軍(サンジャングン)を… 取り調べなさい …許可する』

毗曇(ピダム)の執務室では

ソルォンと宝宗(ポジョン)の報告を受けヨムジョンが指示する

『兵部令(ピョンブリョン)と上将軍(サンジャングン)の屋敷を監視中です』

『ユシン軍の主軸の高島(コド)たちや少監(ソガム)の武官の監視も強化を』

※兵部令(ピョンブリョン)新羅(シルラ)の軍の長官

※少監(ソガム):武官の8番目の等級

『徐羅伐(ソラボル)付近に復耶会の軍事拠点があるようです

宮殿内で暗躍する密偵を捜し 拠点を突き止めます』

※徐羅伐(ソラボル):新羅の首都 現在の慶州(キョンジュ)

『司量部令(サリャンブリョン) 何をお悩みですか?』

『何でもありません 進めてください ユシンは?』
『尋問室に連れて行きました』

復耶会の存在が明らかになり 官僚の間でも議論となる

『司量部(サリャンブ)にまで復耶会が…』

『宮殿内で あってはならぬことです』
『脱走できたのも 宮殿内の各所に密偵が潜んでいたからです』
『ユシン公に反逆の企みがあったのか?』
『考えられません!』

キム・ユシンを深く信頼するヨンチュン公は反論する

『ユシン公の忠誠は 我々がよく知っています』

『ですがユシン公も伽耶の出身です 絶対に違うと言い切れません』

そこでチュジン公が…

『問題の核心は別にあります
ユシン公の意図とは関係なく 力の均衡が崩れつつあるのです』
『力の均衡とは何のことですか』
『ユシン公と毗曇(ピダム)公は 陛下の右腕と左腕です
しかし 左腕が右腕に噛みついた』
『…毗曇(ピダム)が何か企んでいると?』
『ハッハッハ… 私にも分かりません』

元花郎(ファラン)の仲間も 今回のことで議論を重ねる

『結局 復耶会はユシン公の足かせになったな』

『本当に復耶会が活動していたのか?』
『下将軍(ハジャングン)の逃亡がすべてを物語っている』
『そうとは限らない ユシン公は無関係かも』
『だが伽耶の出身だ』
『無実の証明は難しい』
『毗曇(ピダム)公とユシン公は親しい仲だが 仕事は徹底する人だからな』
『簡単には終わらないだろう 兵部(ピョンブ)の様子は?』
『上将軍(サンジャングン)が捕まったから険悪だ
ただでさえ司量部(サリャンブ)に不満があるのに』

大風(テプン)と谷使欣(コクサフン)が
兵部令(ピョンブリョン)キム・ソヒョンと万明(マンミョン)夫人に報告する

『逃亡だと?!』
『司量部(サリャンブ)内にいた復耶会の密偵が手助けを』
『月夜(ウォルヤ)と雪地(ソルチ)が復耶会の主導者なのか』
『ならばユシンもただでは済まない』
『司量部(サリャンブ)が上将軍(サンジャングン)を取り調べています』

尋問室で向き合う 毗曇(ピダム)とキム・ユシン

『私はこれまで反逆心を抱いたことはない そなたなら分かるだろう』

『反逆心… 反逆心か 反逆心があるかどうかは関係ない』
『どういう意味だ』
『そなた自身の意志とは関係なく
そなたを支える勢力の意志が動き出した それが問題だ』
『……勢力だと?』

金春秋(キム・チュンチュ)が 善徳(ソンドク)女王と向き合っている

『勢力ですか?』

『上将軍(サンジャングン)ユシンは すでに1人の個人ではない』
『はい 強大な勢力と言えます』
『個人を信じるのと 勢力を信じるのは別の問題だ
ユシンが伽耶の筆頭として拘束されているのは 神国にも伽耶人にもよくない』
『ですが伽耶人はユシンの基盤です
ユシンは最後まで捨てられないはずです』

毗曇(ピダム)から提案を受けるユシン

『何だと?私の手で復耶会を討ち滅ぼせと?』

『約束すれば 私から陛下に進言する』
『毗曇(ピダム)』
『そなたは伽耶人で 部下が復耶会の長だった
そしてその部下は宮殿から逃げた これは反逆行為だ』
『……』
『そなたが復耶会を一掃し月夜(ウォルヤ)の首を…』
『月夜(ウォルヤ)の首を取れば復耶会が消滅するか?次の主導者が現れる
伽耶を受け入れようとして来た陛下の努力が無駄になる』
『そなたは基盤を失いたくないだけでは?』
『毗曇(ピダム)!』
『陛下も私も そなたを失いたくないのだ 自ら捨てるしかない
伽耶を捨て 自分の勢力を捨て 最初からやり直せ』

春秋(チュンチュ)の意見を聞く善徳(ソンドク)女王

『問題は権力の均衡です』

『権力の均衡?』
『これまで上将軍(サンジャングン)ユシンと
司量部令(サリャンブリョン)毗曇(ピダム)は
意図せずとも互いの勢力を牽制して来ました 陛下の意図通りに』
『それで?』
『毗曇(ピダム)の背後にはミシルの残党と
司量部令(サリャンブリョン)としての新勢力
また 毗曇(ピダム)に取り入ろうとする小貴族もいます
ユシンの失脚で 今までの均衡が崩れれば
毗曇(ピダム)に取り入る貴族はさらに増えるでしょう
ユシンと勢力が衝突するように いつかは毗曇(ピダム)も同じことに』
『復耶会を残せということか?』
『私には分かりません』
『そなたは物事の是非を問わず 情勢を読むだけか』
『学べば学ぶほど 是非を論ずるのは難しいです
それは立場や時期によって変わるからです
ですが情勢は違います いつも明確なものです』
『何が言いたい?』
『ユシンとその勢力を 今つぶしてはなりません』

尋問が終わった毗曇(ピダム)に ヨムジョンが近づく

『ユシンはどうです?』

『何も知らなかった 復耶会は月夜(ウォルヤ)が独自で動かしていた』
『捜しだすのは難しそうですね このまま奴らが地下に潜伏してしまえば
捕らえるのは困難です』
『捕らえる?捕らえはしない』
『え?』
『復耶会か… フフ…』

脱出に成功した月夜(ウォルヤ)は秘密の砦にいた

雪地(ソルチ)が 真剣な表情で報告に来る

『残った者の名簿です』

『宮殿に残る復耶会はこれで全部か?』
『洗い出しが本格的になれば 数はもっと減ります』
『組織の9割が壊滅しようとも 1割が残ればいい』
『はい しかしユシン公が苦境に立たされます
我々が脱出したため すべての疑いを認めることに
今頃は司量部(サリャンブ)に捕まっているでしょう
ユシン公は復耶会について知らないから 我々は安全ですが
ユシン公は窮地に立たされています』
『そうだ だから逃亡したのだ』
『はい?』

復耶会を捕らえないという毗曇(ピダム)に詰め寄るヨムジョン

『司量部令(サリャンブリョン) どういうことですか 復耶会を捕らえないとは?』

『捕らえる場合も 捕えない場合もある』
『説明してください』
『月夜(ウォルヤ)が なぜ逃げたと思う?』
『復耶会の長だからでしょう』
『ユシンが困るのを承知で?』
『自分が一番大事です』
『月夜(ウォルヤ)はユシンと復耶会を 伽耶のために大きくした
伽耶出身の王を擁立するためだろう それは誰だ』
『まさか… ユシン?!』
『ユシンは断っただろう 間違いない あいつなら断るはずだ
だが月夜(ウォルヤ)が説得し続けていたら 2人の間に葛藤があったはず
ユシンは折れず 伽耶人は月夜(ウォルヤ)を圧迫し続ける』
『そしてユシンの立場が悪くなると知りながら… 宮殿から逃げた?』
『それはなぜか 考えればすぐに答えが出てくる』

その答えを 雪地(ソルチ)に話す月夜(ウォルヤ)

『はい?ユシン公を追い込むために わざと逃亡を?』

『ユシンは陛下への義理から王になるのを拒んできた だが復耶会が発覚し
我々は逃亡した ユシンは伽耶出身者として取り調べを受ける』
『では ユシン公の信念を変えさせるために?』
『ユシンは 状況に応じて信念を変えたりしない
だが受け入れるしかない状況が続けば?王になるしかない状況が続けば?』
『では その状況というのは…』
『そうだ ユシンをさらに追い詰めるのだ』

まさに月夜(ウォルヤ)の心を読んだかのような毗曇(ピダム)の推理は…

『何ですと?さらに追い詰める?』

『月夜(ウォルヤ)がユシンを王にするためには
ユシンを窮地に立たせるしかない』
『ならば月夜(ウォルヤ)の次の手は?』

もはや月夜(ウォルヤ)の考えは 雪地(ソルチ)の及ぶものではない

『ユシンを逃亡させるのだ

司量部(サリャンブ)の取り調べ中に逃亡すれば 反逆の罪に問われる』
『しかしユシン公が逃亡に応じますか?たとえ成功しても黙っていないでしょう』
『私を殺しかねない だが大事なのは 逃亡させてしまえば
ユシンは二度と戻れないということだ』

毗曇(ピダム)は見事に月夜(ウォルヤ)の考えを読んでいた

『月夜(ウォルヤ)の次の手は ユシンの逃亡だろう』

『ユシンが復耶会と一緒に逃げれば 反逆者ということになりますね』
『それが 月夜(ウォルヤ)がユシンを得る方法だ』
『確かに一理ありますね』
『面白いのは… 月夜(ウォルヤ)が願っていることをこの私も…
願っているということだ』

キム・ユシンがいる尋問室に 善徳(ソンドク)女王が現れる

『兵を出します 月夜(ウォルヤ)を討ちなさい』

『……それでは これまでの伽耶人への善政がすべて無駄になります
伽耶の民のために あれほど努力されてきた
それなのに 伽耶人を敵に回し すべてを無駄にするのですか?』
『さもなければ 私はユシン公を失います』
『……以前と同じことを繰り返すつもりですか』
『ミシルのせいで 伽耶を捨てる羽目に陥りました』
『陛下がその困難に打ち勝って 今日の私がいるのです
絶対に伽耶を捨ててはなりません』
『伽耶は捨てません しかし 神国の王として復耶会は認められません』
『月夜(ウォルヤ)を討ってもすぐ 代わりの者が長になります
なおさら躍起になるでしょう 伽耶人も復耶会に同調します
伽耶は80年も耐え忍びました 彼らが服従するにはもっと時間が必要です
武力では無理です 受け入れるしかありません』
『伽耶のことだけでなく 自分のことも考えるべきです そして… 私のことも』

見つめられて… ユシンは一瞬の狼狽を見せた

『私は部下の動きに気づきませんでした この罪は重いでしょう

地位の降格 財産没収 職位の剥奪 どんな処罰でも受けます
ですが私を捨てても 伽耶だけは捨ててはなりません』

執務室で考え込んでいる善徳(ソンドク)女王

そこへ毗曇(ピダム)が…

『ユシンと話を?』
『……』
『復耶会のことで宮殿が混乱しています 誰かが責任を取らねばなりません』
『……』
『陛下』
『ユシンは潔白だ 復耶会とは無関係だ』
『はい 復耶会は月夜(ウォルヤ)が独断で動かしていたのでしょう
ですが臣下たちはそう考えません 私も残念です
陛下もおつらいでしょうが…』
『そのことに… ユシンはなぜ気づかないのだ』

遠い目で ユシンへの不満を漏らす善徳(ソンドク)女王
毗曇(ピダム)は悲しげな表情で ただ聞いている

『私が苦しんでいるのに ユシンには分からないのか… それが残念だ
私の気持ちに気づかないユシンが恨めしい』

ソルォンと宝宗(ポジョン)から 今後の任務を聞くヨムジョンは…

『ユシン公を宮殿の外に移送する?』
『情報が漏れれば その機会を狙うはず
司量部(サリャンブ)に復耶会の密偵が残っています』
『それを利用する 移送の情報を流し その任務を復耶会の密偵に任せれば
きっと復耶会が現れる そこを逮捕すればいい』
『反間計とは考えましたね さすがソルォン公です』

※反間計:兵法三十六計の 密偵を逆に利用する策

そこへ 泥酔した夏宗(ハジョン)が現れる
母ミシルと父世宗(セジョン)を失って以来 酒浸りの日々を送っている

『反間計?また何か面白い計略があるのですか?え? ヒック…
やはりソルォン公は優秀でいらっしゃる アッハハハ…』
『夏宗(ハジョン)公 飲み過ぎですよ』
『酒が私を飲まないなら 私が酒を飲むしかないでしょう』
『兄上 酒はお控えください まもなく司量部令(サリャンブリョン)が見えます』
『司量部令(サリャンブリョン)?
飛ぶ鳥を落とす勢いの司量部令(サリャンブリョン)か?外へ出て見ろ
密偵だと疑われるかと 誰もが司量部(サリャンブ)の奴らを恐れてる
つまりだ!復耶会のおかげで司量部(サリャンブ)は力を得たわけだ
司量部(サリャンブ)は復耶会に褒美を与えるべきでは?』
『それくらいにしてください』

そこへ毗曇(ピダム)が現れ 皆が起立して迎えるが
夏宗(ハジョン)は立つこともままならなかった

『おこしですか 聞いてください 復耶会に褒美を与えようと提案していました
例の事件以来 皆 司量部(サリャンブ)に恐れをなしていますから
アッハハハ… 情けない奴らめ!』
『兄上 もうおやめください』
『いいえ いい案ですよ 私もそのつもりでした 復耶会に褒美を』

思いがけない毗曇(ピダム)の反応に 一同の気が引き締まる
こういう時は 何かしら毗曇(ピダム)が考えているものだからである

『司量部(サリャンブ)で密偵の疑いのある者は?』
『キスンとピョングク チョンマンの3人です』
『移送の任務を その3人に命じます』
『復耶会をおびき出すと?』
『今言った通り 褒美を与えるのです』
『その褒美がユシンということですか?』
『今はまだ復耶会がいる方が 司量部(サリャンブ)にとって好都合です
ユシンに 戻れない橋を渡らせましょう』

報告に来た竹方(チュクパン)から
この情報を聞いた金春秋(キム・チュンチュ)は…

『ユシンを宮殿の外に移送?』
『はい 司量部(サリャンブ)の者たちが移送しております』
『なぜ急に…』
『月夜(ウォルヤ)公が逃亡し 誰が復耶会か分からないので
司量部(サリャンブ)の者たちも信用できないんです
それで秘密の場所に移送するようです』
『……数は?』
『え?何の数ですか?』
『移送についた兵の数だ』
『10人程度のようです』
『復耶会がユシンを救うなら 移送を狙わないか?』
『ええ 絶好の機会でしょうね』
『それなのに 兵がたったの10人とは』
『もしや わざと復耶会をおびきよせ…』
『それも考えられるが もしそうでなければ…』
『そうでなければ?』

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